一日でもっとも好きな時間はいつですか。 もう何年も前からその応えは決まっていて、 ちゃんと用意してある。 それは夜のはじまりの刻。 ちょうど多分地平線に陽が沈みきったすこし後。 深い青へと傾いてゆくまでに、滲んだような、湿気を帯びた 青に包まれ…
物音で目が覚める。夢の深いところで目覚めたからか、気だるい朝。 体が起きない。座っている。 どんな夢だったか、その時間を経た気配だけがはっきりと残っている。 そう、こんな時いつも思うのだが、夢では認識はコトバではないらしい、 ということだ。気…
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